体臭は受け手側の問題?

ライオンの調査ですが、各50人男女の調査で、
「女性の体臭を不快と感じた」ことのある男性はたった12%なのに対し、
「男性の体臭を不快と感じた」ことのある女性はなんと100%であったそうです。

実験では、揮発性ステロイドのうち、
「アンドロステロン」「アンドロスタジエール」「アンドロステノン」の3つを
20人の女性に嗅いでもらったところ、
「アンドロステノン」だけに「明らかに不快」と感じることが分かったそうです。

男性の体臭は女性にとって“不快”

アンドロステノンは、男女を問わず汗に含まれる物質で、
男性ホルモンのテストステロンが
体内で分解される際に生成されるものです。
男性の汗により高い濃度で含まれます。

汗をかいた男性のにおいは、
「バニラのような」や「尿のような」、
あるいは「無臭」など、受け手によって異なりますが、
においの感じ方は「OR7D4」と呼ばれる
においの受容体遺伝子の違いに
大きく関係しているとみられるそうです。

米デューク大学の松浪宏明氏らの研究チームは、
鼻でにおいや化学物質をかぎ分ける際に使われる
400のにおいの受容体の大部分に対して
汗の化学物質をテストした結果、
「OR7D4」がアンドロステノンに強い反応を示すことを発見しました。

この「OR7D4」と呼ばれる臭いの受容体遺伝子が
わずかに異なることにより、
アンドロステノンが刺激臭であるか、
甘いにおいか、バニラのようなにおいか、
無臭であるかなどが決定されることが分かったということです。

このアンドロステノンの作用については
あまり知られていないのですが
豚では、雌を交尾に誘引する強力な役割を果たすことが分かっています。
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